看護師の転職

看護師の【新卒と第二新卒】はどう違う?既卒や中途採用との比較もアリ

新卒は学校を卒業したての看護師というイメージはありますが、第二新卒とはどう違うのか、転職する際、不利になるのか気になりますよね。

この記事では、新卒、第二新卒の定義に加え、既卒、中途との違いにも触れていますので、このあたりの違いをはっきりさせたいという方は是非ご一読を。

もし、あなたが第二新卒者で転職を考えているとしたら、採用する側のメリットやデメリットを知っておくことは転職を成功させるために重要なポイントとなりますので、しっかり押さえておきましょう。

新卒と第二新卒って何が違うの?

【新卒】とは「新規卒業者」を略した言葉で「その年の3月末で学校を卒業する人」をという定義がありますが、第二新卒には明確な定義がありません。

新卒とは

新規卒業者の略で、看護学校を卒業後、その年に就職する人のことを指します。3月に卒業して、4月に入職する看護師が新卒者として採用されるのが一般的ですね。

しかし、病院や企業によっては、卒業後3年以内を新卒扱いとしている場合もあります。

その理由は、厚生労働省の「青少年雇用機会確保指針」のよって3年以内の既卒者は新卒枠で応募受付するよう事業主に対して、要望が出されているからです。

引用:(一) 学校等の卒業者の取扱い 意欲や能力を有する青少年に応募の機会を広く提供する観点から、学校等の卒業 者についても、学校等の新規卒業予定者の採用枠に応募できるような募集条件を設 定すること。当該条件の設定に当たっては、学校等の卒業者が卒業後少なくとも三 年間は応募できるものとすること。 また、学校等の新規卒業予定者を募集するに当たっては、できる限り年齢の上限 を設けないようにするとともに、上限を設ける場合には、青少年が広く応募するこ とができるよう検討すること。

引用元:青少年の雇用機会の確保及び職場への定着に関して事業主、特定地方公共団体、 職業紹介事業者等その他の関係者が適切に対処するための指針 (平成二十七年九月三十日) (厚生労働省告示第四百六号)

第二新卒とは

明確な定義はありませんが、看護師養成学校を卒業後、病院などに一度就職した後、おおよそ1~3年以内に転職する若年層の看護師のことを指します。

看護師養成学校(3年制)を卒業した場合、21歳で卒業したとして1~3年以内に転職した場合、24歳になります。4年生の大学などでは3年目で退職した場合、25歳頃になりますね。何年以内の退職か?何歳までを第二新卒とするか?このあたりの基準は病院や施設によって異なりますが、一般的には大体25歳が第二新卒者の年齢の目安となります。

 

「既卒」は第二新卒と何が違うの?

第二新卒と似ている言葉に「既卒」という言葉もありますが、既卒というのも明確な定義がありません。文字の通り「すでに卒業した人」という意味なのですが、一般的には看護学校卒業後に一度も正社員として就職したことのない人を指します。

例えば看護学校を卒業した後、病院などに正社員として就職せず、アルバイトしていた場合は、既卒者となり、その後もアルバイトとして働き続けた場合、フリーターと呼ばれることが多いです。

中途採用の特徴

中途採用とは、過去に病院や施設などに勤めた経験のある看護師を採用することで、大きなくくりでは第二新卒者も中途採用に含まれます。

中途採用は不定期で行われることが多い、採用方法ですが、病院の多くは人手不足ですから、通年募集しているところも多いですよね。

中途採用のことをキャリア採用と呼ぶ病院や企業もあり、やはり即戦力としての活躍を期待されています

【新卒・第二新卒・中途】採用側のメリット・デメリット

採用する側からみたメリット・デメリットを考えてみましょう。

新卒採用のメリット・デメリット

メリット

  • 年齢構成が偏らないように適性化できる
  • 一から教育・育成できる(病院のカラーに染まりやすい・文化を受け継いでくれる)
  • 採用・研修を計画的に行えるためスケジュール管理しやすい

デメリット

  • 教育コストがかかる
  • 戦力となるまでの育成に時間と労力がかかる
  • 仕事についていけずに辞めてしまう可能性がある

 

第二新卒採用のメリット・デメリット

メリット

  • 新卒と同等のフレッシュさとやる気がある
  • 社会人経験がある分、ビジネスマナーなどの常識が身についている
  • 仕事内容とのミスマッチが起こりづらい
  • 柔軟性があり、新しい環境になじみやすい

デメリット

  • 早期退職の可能性がある
  • 経験やスキルはそれほど期待できない可能性もある

 

中途採用の場合のメリット・デメリット

メリット

  • 即戦力が期待できる
  • 教育コストを削減できる
  • 組織力を高められる
  • 比較的短期間で採用活動を終えられる

デメリット

  • 病院や施設の方針や風土になじむまで時間がかかる
  • 年齢層が高くなりがち
  • 早期退職の可能性がある
  • 採用コストがかかる場合がある

まとめ

今回は、主に新卒看護師、第二新卒看護師の違いについてみてきました。

採用側からみると、第二新卒の採用はメリットも大きいことがわかっていただけたのではないでしょうか。採用側が、不安に感じているデメリットの部分をしっかりカバーできれば、第二新卒者の転職にもかなり希望が持てますね。

 

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komaten
新人時代に看護師辞めたすぎた看護師。 看護師始めて、かれこれ10年。 今は楽しく、ゆったりと訪問看護やってます。