訪問看護師への転職

【病院から訪問看護へ転職】人間関係の悩みから解放されて自由になれた。

看護師で「職場の人間関係に悩みなんてないよ~」って人どのくらいいるんでしょう。
1割くらいはいるのかな…
看護師の多くが悩まされる
「職場の人間関係」

看護師はただでさえ、仕事自体も責任重大でストレス半端ないのに…

その上、怖い先輩の顔色をうかがったり、いじわるされたり、
人間関係でなんでこんなに悩まなきゃいけないのー!!
うんうん…
ほんとにそうだわね。
自分が強くなるしか方法はないのか…?

奇跡的に「病棟のメンバー最高!一人も苦手な人いない!」
なんてことはあるかもしれませんが、多くの場合、それは一時的なもの。

異動でとんでもないトラブルメーカーが平和だった病棟に送り込まれるかもしれません。

私も病院勤務時代は、病棟の中に3、4人は苦手な人がいました。

「この日●●さんと夜勤一緒か…」
苦手な先輩との夜勤。
考えるだけで胃がキリキリしたものです。

看護師の仕事は修業であーる。
それゆえ、性格難ありの先輩ナースの小言、嫌がらせに耐えなければならない。
それも、看護師だけではないぞ!
医師からの無理めな要求。
患者や家族からの理不尽な要求やクレーム。
多くの困難に耐え、乗り越えてこそ、成長があるのだぁぁぁ!

強くなれ、強くなれ!

そうやって頑張ってきましたが…

やっぱり長続きはしません。

病院に勤務していた頃、抱えていた人間関係の悩みやしがらみ。
私は訪問看護への転職でそれらのストレスから解放されました。

看護師の仕事自体は好きなのに、人間関係が原因で「看護師」をやめてしまうなんて本当にもったいない!

自分に合った場所で無駄な人間関係のストレスに悩まされずに仕事してほしいです。

なぜ、看護師はこんなにも人間関係に悩まされるのか?

看護師がこんなにも人間関係に悩むのはなんでなの?

いろいろな考えを持った人がいる
看護師になった動機、仕事をする目的の違い
・看護師の仕事に対するモチベーションの違い
・看護する上で大切にしていることの違い
・もともとの性格の違い
・いままで生きてきた歴史、バックグラウンドの違い
・立場の違い(メンバー、リーダー、臨床指導者、師長など)
・意味わからん派閥があったりする
・いろいろな職種のスタッフと関わる

【シビアな現場だからあたりがきつくなる】
・忙しすぎて相手を思いやる余裕がなくなる
・ミスが命取り(患者さんはもちろん自分にとっても)だからチェックが厳しくなる
医療ミスや医療事故が怖いので責任の所在をはっきりさせたい

あくまでも私の想像ですが、こんな原因が複雑に絡み合って、人間関係をこじらせがちなのかなと思います。

看護師ってほんといろんな人がいますよね。
看護師を目指したきっかけ、動機も違えば、どんな看護がしたいかも違う。

Aさんの場合

看護師を目指したのは、病気と闘う患者さんをサポートしたいからです。大切にしたいことは、とにかく患者さんの話をゆっくり聞いて、意思を尊重したい。丁寧な看護をすることが目標です。

Bさんの場合

看護師を目指したのは就職に困らなそうだから。夜勤やれば割と給料いいですし。
事故を起こさず、なにごともなく一日の業務が終わればそれでいい。プライベート重視なのでいかに定時で上がるか考えて仕事してます。

AさんとBさん、そりゃ仕事の仕方、患者さんや家族への接しかたにも違いがでるでしょう。
お互いが「まったく…理解できない!」とプンスカしてしまう原因になってしまうんですね…

これでいいのか!?ストレス満載の看護業界

患者さんの命を預かる仕事だから、間違いを起こしちゃいけない。

だから、根拠がしっかり理解できているか、何度も質問されるのは当たり前。
少し口調が厳しくなるのはしょうがない。かもしれない。
怒鳴られたり、馬鹿にされたり。
時には無視されるのも、しょうがない・・・?

新人時代、誰でも経験すること。
看護師の世界では当たり前

と思っていませんか?

休憩室ではだれかの悪口、仕事に対する愚痴ばかり。
とりあえず、笑顔で話を合わせて、時が過ぎるのを待つ。
早く休憩から戻れば、休憩中はしっかり休みなさいと言われる。

患者さんの急変や入院で仕事が終わらないと
「何?まだ残ってるの?!あと何!?そんなの夜勤に任せればいいじゃん!もう、先帰るよ!」

黙ってさっさと帰ってくれればいいものを、帰り際まで余計なダメージをあたえていくのですよ( ;∀;)

どっと疲れが襲ってきます…

そう!看護師の世界は、じつにストレスフルなのです!

忙しさがそうさせる感もありますが、そもそも性格に問題ありだろ?!
という人も残念ながら存在します。

あまりの性格の悪さに、
「なぜ、あなたは看護師になったんですか?」と聞けるもんなら聞いてみたかったな…。

看護師の転職ってどんなイメージ?

人間関係に悩んだら…   あなたはどうしますか?

上司にお願いして一緒の夜勤は避けてもらう?
・異動を希望する?
・自分のメンタルを鍛える?
・できるだけかかわらないようにする?
・馬鹿にされないように一生けん命勉強する?

色々できることはあるかもしれませんが、どう頑張っても人間関係のストレスから解放されない。
頑張ろうとするエネルギーさえ失ってしまっているかもしれません。

そんなときは思い切って転職したっていいと思います。
看護師にとって転職は決してマイナスとは限りません。

あなたは看護師の転職についてどんなイメージがありますか?

私自身、転職に対するイメージはあまりいいものではありませんでした。
「つらいから別の職場へ逃げる」というようなネガティブなイメージがあり、
転職はできればしない方がいいのだろうな…」と考えていました。
そもそも、転職って結構エネルギー使います

【転職するときにやること、考えること】

辞めるために引き留められないような決定的な理由を考える
・自分が何に興味があるのか、何がしたいのか考える
・家族がいれば、家族にとって何がベストなのか考える
・それが叶う職場はあるのか、いろいろな手段で情報を集める
・証明写真撮って、履歴書作る
・アポとって面接、採用が決まったら契約
・書類や社会保険等の切り替え手続き などなど

まぁ、めんどくさい。
間はかかるし、大変な作業です。

転職せずに済むなら、その方が楽ちんでいいんですが…

職種によっては、一度職場を辞めてしまったら、再就職に苦労するという職種もありますが看護師はその心配はほぼなし。

きちんと目的をもって転職すれば、看護師としての価値を高めることだってできます。

【看護師の転職事情】

・転職先は山ほどある
・活躍できる職場がたくさんある
・いろいろな勤務形態で仕事ができる
・キャリアアップのための転職で市場価値を上げることができる
・視野が広がり、看護に活かすことができる

たくさんの選択肢の中から、自分に合った職場、働き方を見つけることが可能です。

もしも、あなたが煩わしい人間関係や劣悪な職場環境に悩んでいるなら、新しい場所で再スタートをきった方が断然いい!と私は思います。

行動しなければ状況は何も変わらないし、自分に本当にあった職場に出会えるチャンスを失ってしまいます。

転職をきっかけに人間関係で悩まなくなったのはなぜか・・・

人間関係に悩まなくなった一番の理由は、スタッフに恵まれたからかもしれません。

しかし、それには訪問看護特有の理由があるような気がするんです。

「訪問看護師を志す人の特徴」
「基本的に単独で利用者さんのお宅を訪問してケアを行う」

どういうことか、ご説明していきますね!

訪問看護師には穏やかで優しい人が多い?

私が勤めている訪問看護ステーションは穏やかで優しい人ばかりです。

それは、訪問看護師を志す人は、相手の価値観とか、意思を大切にしたいと思っている人が多いからなのかもしれません。

そして、採用担当者である管理者が、スキルや経験よりも、訪問看護に対する想いや人柄を重視してスタッフを採用しているというのも一つの理由だと思います。

一緒に働くメンバーに強いストレスを与えるようなスタッフはいない

誰だって、人間関係がいい職場で働きたい。
転職先で良好な人間関係に恵まれるか…
そりゃ実際に入職しなきゃわかんないっしょ?

確かにそうですね。
でも、ちょっと考えてみてほしいのですが、

「あなたの苦手なスタッフは誰ですか?」
という質問に99%名前が上がってくるような人って時々いますよね。
そういうトラブルメーカーなスタッフが果たして訪問看護を目指すでしょうか?

万が一訪問看護師になったとして、訪問先でトラブルが起こらないわけないと思うんです。
(私が当時、苦手だったスタッフは患者さんに対しても高圧的で暴言吐いたりしてたので…)

そういういわゆるヤバい看護師は訪問看護の分野にはほとんどいない(いられない)と思います。
(態度悪いとクレームめっちゃくるから)

師長や局長レベルが手を焼くようなレベルの看護師に遭遇する確率は極めて低いと私は考えています。

転職先の人間関係がギスギスしていないか…  すごく気になりますよね。

実は、人間関係のいい職場に出会う確率を上げるため私がこっそりやっていたことがあるんです

私が転職先を決めるときにしていたこと

私は、気になった訪問看護ステーションでどんな人たちが働いているのか知りたくて、ブログを読んだり、イベントにこっそり参加したりしました。

その現場でのスタッフ同士のやり取りを見つめながら「なんか雰囲気いいやん!仲よさそうやん!」とブツブツつぶやいていた私。(不審者…)

面接の後には、同行で訪問もさせてもらいました。

人間関係にストレスなく、気持ちよく仕事ができそうか?
ステーションのカラーを決める管理者さん、スタッフの方の人柄、事務所全体の雰囲気を重視して転職先を決めました。

その甲斐あってか、転職先では人間関係に悩まなくて済みました。

時間と気持ちに余裕をもって看護ができる

基本的に訪問看護は慢性期で病状が落ち着いていることが多く、訪問中は目の前の利用者さんのことだけを考えています。

病院のように多くの受け持ち患者さんがいて、常に多重課題を抱えているようなバタバタ感はありません。

病院で働いていた時と比べて、時間と気持ちに余裕をもって仕事できています。

相手の気持ちを大切にするスタッフが多い

もともと患者さんに寄り沿った看護をしたいという理由で病院から訪問看護に移ってくる看護師が多いからか、スタッフ同士のコミュニケーションにおいても相手の話をよーく聞いて、気持ちを尊重していくれる人が多いように感じます。

スタッフの多くは看護師経験も人生経験も積んだベテランが多いのも理由なのかもしれませんが、
みんなどっしりとして、相手を思いやる気持ちが半端じゃない

そして、ほめて伸ばす系の先輩が多い!
「すごいね~!さすがだよ~、頑張ったね!それは大変だったね~」など声かけでいつも元気をもらっています。

基本的に単独行動

誤解のないように言っておくと、訪問看護はチームプレーが非常に大切です。

それは一緒に働く看護職はもちろんですが、
療養者さんをとりまく家族、ケアマネジャー、介護職、リハ職、ヘルパー、医師、薬剤師などなど
いろんな職種の人と上手に連携していくことで良いサービスが提供できます。

チームプレーは大切ですが、訪問するときは基本、一人。

そう、病院と比べて単独で過ごす時間が圧倒的に多い。
それは孤独でもあり、自由でもある。。。

苦手なスタッフがいても大丈夫

例えば苦手なスタッフがいたします。
訪問看護の場合も事務所で顔を合わす時、情報共有、相談などのが必要となれば苦痛に感じるかもしれません。

でも病院と比べたら?

その時間はかなり短いです。

利用者さんのお宅でケアを実施する間は基本的に一人。
訪問中は苦手なスタッフを意識することもないし、気を遣う必要もありません。

病院のように、なぜか機嫌が悪い先輩に声をかけるタイミングを見計らって、無駄にウロウロして時間を無駄にすることもありません。←かつての私。

苦手な先輩とおむつ交換や清拭のペアを組んでいちいち手技にダメ出しされることもなければ、100%文句言われるの覚悟でリーダーとして指示出ししなければいけないこともないんです。

じゃあ訪問看護では一切他のスタッフと関わらなくていいの?と言われると
「それは、ある程度必要!」

毎回訪問するスタッフが同じわけではないので、

「先週の受診で内服薬が変更になってます」
「褥瘡の処置方法がかわりました」
「最近、ご家族の介護負担が増えているようで…」

など申し送りが必要なことは病院と同じです。

大切なことが他のスタッフにも伝わっていないと、
緊急時の対応に支障が出てしまいます。

利用者さんや家族の気持ちなど細かなニュアンスまで伝える必要がある場合もありますので、訪問看護においても、スタッフ間のコミュニケーションはとても大切です。

単独訪問は最初は不安だけど…

単独での訪問は、自分に知識や技術が足りないうちはとても不安だと思います。
しかし、足りない部分を埋めるように、こつこつ努力していくしか、不安を和らげる方法はありません。

そして、「なんでも一人で判断しなければいけない」ということは決してありません。
頼りになる先輩たちに電話でアドバイスをくれますので、そこは大いに頼っていいんです。

新しい知識や技術を身に着け、利用者さんに合わせたケアを提供できれば、利用者さんやご家族の満足度もアップします!
そして、看護師としての自信にもつながりますよ ^^

まとめ

看護師という職業の特性上、病院で働くにせよ、訪問看護にせよ人の命を預かるという点では責任の重さは変わりありません。

それだけでもストレスがかかるんだから、せめて人間関係に恵まれたい…

人間関係に悩まず、自分らしい看護ができる職場で一人でも多くのナースが働けますように。

ABOUT ME
komaten
現役訪問看護師/やんちゃ盛りな男の子2人の母です('ω') 今はこのブログが趣味の一つになってます。