訪問看護師

【ブランクありでもOK】育児と両立したい!ママ看護師にこそ訪問看護がオススメな理由

また、看護師として働きたい気持ちはある。でも、ちゃんとできるかな…

医療現場から一旦離れてしまうと、ブランクが開くほど、現場復帰に対する不安や恐怖心は大きくなりますよね…。

私も出産・育児のため4年間、現場を離れました。

4年のブランクを経て、もともと勤めていた病院に一旦は復職しましたが、一年で退職。
子育てしながらも、無理せず、看護師を続けていくために、訪問看護師(パート)へ転職しました。

未経験だった訪問看護の世界。

はじめは不安でしたが、働いてみると「訪問看護」はママ看護師にとって、働きやすい職場なのかも!?と感じたんです。

今は家庭・子育て優先。けれど、条件さえあえばもう一度、看護師として働きたい気持ちもある…。

そんなママ看護師さんの訪問看護へのチャレンジについて、お話していきたいと思います!

4年のブランクを経ての職場復帰は不安だらけ

私は現在、小1、年中の子どもを育てながら訪問看護師として勤務をしています。

現在は、週3、扶養内パート勤務でゆったりと働いていますが、独身時代は夜勤も月7~8回こなし、バリバリ働いていました。

そして結婚、妊娠、出産を経て、…いろいろあって現在に至ります。

私は、二人立て続けに産休育休を取得したため、トータル4年のブランクが空いた状態で、もといた病院に復帰しました。

まもなく育休から復帰するという頃、

「もうすぐ、あの現場に復帰しなければいけないんだ…」
「子ども達との幸せな生活も、あと数か月で終了か…」

もともと働いていた病院に復帰するにもかかわらず、とてつもない不安に襲われていました。

  • 家庭との両立はできるのか
  • 子ども達は保育園に慣れてくれるだろうか…
  • ミスしないだろうか
  • 新しい部署になじめるかな…

私自身は、復帰することは育休を取得した時点で決まっていたので、あとは自分のタイミングで戻るだけ。

そんな状態だったから、復帰できたようなもので、タイムリミットが決まっていなければ、ずるずると専業主婦を続けていたかもしれません。

子育て中のママ看護師にちょうどいい職場はないのか!?

  • 子供との時間も大切にしたい。
  • でもブランクあくのも怖い。
  • ちょうどいいバランスで働ける職場ってないの?

無理したら自分もしんどいし、何よりも、子どもに負担をかけたくない。

家庭のこともやりつつ、仕事もほどほど。
私が求めていたのはこのバランスでした。

私が、今大切にしたいこと、自分がやりたい看護は何かを考えて、たどりついたのが

訪問看護のパート勤務」

訪問看護って大変そう。不安だけど…

実際に始めるまでは、大変そうなイメージがあり、自分にできるかな…
という不安がありました。

しかし、実際に働いてみると、時間に融通がきく点も多く、子育て中のママに最適ではないか!?

私が常勤(フルタイム)でなく、パートを選んだのは、

  • 「家庭を優先したい」
  • 「オンコールはできれば避けたい」
  • 「訪問看護の働き方に慣れるために、まずは余裕を持って働きたい」

このような理由からでした。

常勤(正社員)と非常勤(パート)だと仕事量や精神的負担がかなり違います。
子どもが小さいうちは、オンコールがあるかないかという条件は重要ですよね。

気持ちにゆとりを持って子育てするなら、まずはパートがいいかなと思いました。

ただし、収入は大幅ダウン…

私のように扶養内で働いている場合は、限度額が決まっていますので。
夜勤あり、病棟勤務のフルタイム時代の収入と比べると約3分の1ですからね…

経済的なゆとりは減ります~( ;∀;)ひょえ~

ママ看護師の転職。職場に求める条件

 

家庭と仕事の両立を目指して、転職先を探していた時の条件はこんな感じ。

  • 通勤時間が片道20分以内
  • 急な休みでも対応可能(子の体調不良など)
  • 職場の雰囲気がいい
  • 自分の希望する時間帯での勤務が可能(扶養内OK)
  • 日勤のみ、土日休み

この条件で探してヒットしたのが「訪問看護」でした。

訪問看護以外にも、日勤のみという条件だと、外来、クリニック、透析、デイサービスなども候補にありましたが、自分の希望条件に合う+やりたい看護に近いものは何かを考えた結果、「訪問看護」にたどり着いたというわけです。

訪問看護(パート)が【ブランクあり・ママ看護師】にオススメな理由

訪問看護のパートで働くのがなぜママ看護師に向いているのか。

その理由はこちら

  • パートの求人も多い(短時間でも採用されやすい)
  • シフトの組み方が選べる
  • 土日祝休み・日勤のみ
  • 時間の融通がきく
  • 近場で探しやすい
  • ママ看護師が多い
  • 人生経験が役立つ
  • 医療処置が少ない
  • 状態が安定している利用者さんが多い

この中でも、特に私がメリットに感じたものは

①自分の希望に合わせてシフトが組める
②基本的に土日祝日休み、夜勤なし
③ママさんナースが多く、理解が得られやすい

このような条件で働けることでした。

①希望に合わせてシフトが組める

訪問看護は、1軒1軒のお宅をまわり、看護サービスを提供します。
基本的にパートであれば好きな曜日、時間帯を選んで働くことが可能です。

月曜日はバタバタするから、火曜日と木曜日の勤務がいいな。
金曜日は、習い事の送迎があるので3時には上がれるようにしたいな。

このように、希望に合わせた勤務が可能です。

パートであれば、状態が安定している利用さんを受け持つことが多いので、申し送りが必要なことも少なく、訪問が終われば、そのまま帰宅できることも多いです。

②基本的に土日祝日休み、夜勤なし

これはステーションにもよりますが、私の勤務先では、土日祝は基本的に休みです。

常勤スタッフは、交代で待機の電話(24時間緊急対応)を持ちますが、パートは待機当番は免除されています。

③ママさん看護師が多く、理解が得られやすい

訪問看護はママさん看護師が多い職場です。

病院勤務は体力的にしんどい、残業が多くてお迎えに間に合わない。など家庭との両立が難しく、訪問看護に転職してくる看護師もいます。

私の勤務先でも、スタッフのほとんどが、子育て中のママor子育てを終えたベテランママ。

子供の体調不良などで、急なお休みを頂くことになっても「大丈夫だよ。そばに付いてあげて。お互い様だよ~」と優しく声をかけてくれます。

休まなきゃいけないときって、心苦しいから…
ホントにありがたい。

訪問看護師が扶養内パートで働くと?

貯金箱

私は、扶養内パートとして働いています。

扶養と言っても「税制上の扶養」、「社会保険上の扶養」とありますが、
私は「社会保険上の扶養」です。いわゆる【130万の壁】の扶養です。

  • 扶養内・週3パートの場合
    130万円以内 (月108333円↓) 

    時給1700円とすると、63h/月くらいが上限。週に換算すると約16h
    週3とすると(4h×1日 6h×2日)

    ◆4hの日 8:30~12:30(休憩なし)
    ◆6hの日 8:30~15:15(休憩45分)

こんな感じになります。(大まかですが…)

精神的なゆとりを持って働くには、週3パートは最高です。

看護師の扶養内パートは週何時間までOK?働き方のイメージと注意点子どもが小さいうちは仕事量はおさえて、家庭重視。子どもの成長とともに時間数を増やし、いずれはフルタイムに戻る予定。 そんな風に考え...

 

ただし、それでは「経済的に厳しい」という方もいらっしゃると思います。
ご家族の協力体制によっては、子育て中であっても訪問看護ステーションの常勤で働くことは十分可能です。

実際に、同じ年代の子どもを育てながら常勤で働いているスタッフもいます。

多くのステーションでは常勤スタッフは【待機当番(オンコール)あり】となっていると思うので、担当する回数などはよく調べた方がいいです。(中には24時間緊急対応なしのステーションもあります)

では、ここからは訪問看護ステーションで働く【常勤と非常勤】スタッフにどんな違いがあるのか?という点について見ていきましょう。

訪問看護ステーションで働く看護師【常勤と非常勤(パート】の違い

常勤スタッフ

待機当番がある

常勤スタッフは、当番制で、利用者さんや家族からかかってくる緊急連絡に24時間対応します。

連絡の内容はさまざま。
訪問予定の確認や事務連絡のみで済むこともあれば、「胸が痛い」「息が苦しい」など緊急を要する状況の場合もあります。

ある程度予測できることもありますが、どんな電話がかかってくるかは、その時にならないとわからない…。
ベテランになっても、待機の電話を持つときのドキドキ感、精神的負担はあるようです。

どのくらいの頻度で当番がまわってくるかは、ステーションの規模やスタッフの数や所長の方針にもよります。

重症、病状が不安定、看取りが近い利用者さんを担当することが多い

ガン末期の利用者様など状態が変化しやすい場合、常勤スタッフが担当になることが多いです。

その理由は、もちろんスキルや経験によるものありますが、待機メンバーに入っているか、入っていないかで大きな差が出てきます。

在宅で療養されている利用者様、ご家族を支えるためには、多職種連携が欠かせません。
何か変化があった場合、ケアマネジャーと情報共有したり、医師に報告して指示を仰ぐなど、お宅を訪問して直接ケアをする以外にも、この連携にかける時間は割と長い。

パートだとこの時間がなかなか取れません。

また、病状が不安定な利用者様は、緊急対応が必要となる可能性も上がります。
【緊急で呼ばれる可能性が高い利用者様=状態が変わりやすい利用者様】です。

そうなると、待機の電話を持つことになる常勤スタッフは病状の不安定な利用者様の担当が多くなり、結果的にパートのスタッフは、状態の安定している利用者様の担当が増える傾向にあります。

残業が多少はある(30分~60分程度)

求人には【残業ほとんどなし】と書かれていましたが、残業は… あります。
定時は17時半ですが、18時頃になるのはしばしば。

申し送りが長引けば18時近くなることもありますし、毎月の報告書作成や新規利用者が多くなると19時頃まで残業する場合もあります。

でも、病院と比べれば残業の頻度も時間も少ないですね。

やはり、いくら働きやすいとは言っても、常勤スタッフとして多くの利用者様を担当するようになると、それだけ仕事量も多くなり、精神的な負担も増します。

 

では、次にパートで働くメリット・デメリットについてみていきましょう!

パートで働くメリット

プライベートな時間も大切にできる

どのくらい働くか、何時まで働くかというような、自分に合わせた働き方が選べるのが大きなメリットです

訪問に3件回って15時過ぎで退勤。
子どもたちのお迎え(学童と保育所)にまわり、16時頃帰宅。

時には「公園に寄って~!」のリクエストに応えて寄り道することも。

週に2日、平日に休みがあるので、掃除もできます。
部屋が散らかってイライラすることもありません。

空いた時間で興味のある分野の勉強をしたり、疲れたらゆっくり休むこともできます。

安定した利用者様が多いので精神的な負担が少ない

緊急で呼ばれる可能性ある利用者様は、常勤スタッフが担当することがほとんどです。

緊急時には、ご本人も家族も動揺していますし、現場には緊張感が漂います。訪問看護師は、時に利用者様やご家族の苦しみや苛立ちを受け止める役割も担わなければいけません。

このような状況を考えると、状態の安定した利用者様を担当することが多いパートの場合、常勤スタッフと比較して精神的な負担は軽いと言えるでしょう。

子供の行事や急な体調不良にも対応しやすい

私は月・水・金でシフトを組んでいます。
そもそも出勤日でなければ、子ども関連の行事にも気兼ねなく参加できますし、子供が急に熱を出してしまった場合でも慌てずに済みます。

もし、出勤日に急なお休みが必要になっても、もともとの訪問数自体が2~3件と少なく、状態が安定している利用者様を担当することが多いパート場合、他スタッフが代わりに訪問することも可能です。

私の勤務先では、緊急出動の可能性や体調不良のスタッフが出たときのことも考えて、訪問予定は余裕をもって組まれています。しかし「パートだから全然気にせず休んでOK!」ということではありません。

できる限り迷惑をかけないように、夫に午前中は休みを取ってもらい、午前中は出勤できるように調整したり、場合によっては親の助けてもらうなどして、最終手段としてお休みを頂くようにしています。

時間管理のスキルがあがる(扶養の範囲内で収めるため、効率化を意識する)

私は扶養内の範囲で働いているので、勤務時間数にはかなり気を付けています。
上限ギリギリでシフトが組まれているので、できるだけ残業しないように効率化を考えて仕事を片付けます。

時には、利用者様の体調が悪化して、医師への報告や指示受け、ケアマネジャーとの情報共有が必要になることもあります。連絡を取りたい相手がすぐつかまるとも限らないので、時間的なロスもあり、なかなか自分の努力だけではどうにもならないこともあるのですが…。

パートで働くデメリット

スキルアップが難しい

訪問看護の対象となる年齢、疾患は幅広いです。
そして、一つとして同じケースはないというくらい、バリエーション豊か。

関わり方が難しかったり、複雑に問題が絡み合っている場合などさまざまですが、そういったケースを担当するのはほとんどが常勤スタッフ。

利用者様や家族の苦しみ、悩み、解決しなければいけない問題点が出てくると、もっと勉強して利用者さんやご家族の役に立ちたいと思いますよね。

そうやって悩みに触れる機会は常勤スタッフの方が圧倒的に多いです。
とっさの判断、アセスメント能力など訪問看護としてのスキルが試される待機もありますし、常勤でがっつり働いた方が、確実にスキルアップできるでしょう。

達成感が得られにくい、物足りなさを感じる

同じ利用者さんを担当することが多く、その多くは状態が安定しています。そのため、ケアの内容も流れも毎回同じ。代わり映えがしないと感じることもあります。
対応の難しいケースは、常勤スタッフが介入していることが多いです。

試行錯誤しながら困難を乗り越えていくという経験が少ないため、何かを成し遂げたという達成感は得られにくいかもしれません。

常勤スタッフへの負担を申し訳なく思ってしまう

勤務時間数が少なく、できる仕事量が限られてしまうので、常勤スタッフへ負担をかけてしまうことはあると思います。

出勤していない日もあるので、自分が対応できない場合に代わりに電話を受けてもらうこともあり、「申し訳ないな…」という気持ちになることが多いです。

他のスタッフの状況がわかりづらい・情報共有の機会が少ない

出勤日が少なく、勤務終了時の申し送りにも参加しないため、自分の担当以外の利用者さんの状態はほとんどわかりません。

それと同時にほかのスタッフがどのように動いているか、今どんなことに悩んでいるかなどの状況がわかりづらいです。
また情報共有をしておきたい場合にも、なかなか会えないなんて場合もあります。

給与が少ない(ボーナスなし)

これはしょうがないですね( ;∀;)
働く時間が少ない分、給与は減りますし、ボーナスもありません。

何を手に入れて、何をあきらめるか…ですね。

まとめ

今回の内容は、私の勤務する訪問看護ステーションではこういう感じですよー!というお話になります(^^)
ステーションによって勤務条件や方針も違うでしょうから、一つの参考にしていただければと思います。

子どもが、かわいさを発揮してくれるのは5歳くらいまででしょうか…

「あの頃はさー。ホントかわいかったよね。」の時期をできるだけ一緒に過ごせるように、
私は、今しかできないこと、大切にしたいことを優先させて、今の働き方を選んでいます。

訪問看護は子どもの成長に合わせて、勤務時間数を増やしたり、常勤としてバリバリ働くことも可能な職場ですから、はじめは無理せずパートで少しずつでも大丈夫!

在宅に興味がある方、ぜひチャレンジしてみてください(^^)/

ABOUT ME
komaten
現役訪問看護師/やんちゃ盛りな男の子2人の母です('ω') 今はこのブログが趣味の一つになってます。